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【徹底検証】 新生 ヤマハ (YAMAHA) レコーディングカスタム 登場!新たにラインナップされたメタルスネアドラムをチェック!

新生レコーディングカスタム登場

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ヤマハドラムの代名詞的な存在であった「レコーディングカスタム」
スティーブガッドをはじめ、世界中のドラマーに愛用されましたが、2013年に惜しくも製造終了となりました。しかし今年(2016年)、レコーディングカスタムは現代のレコーディング環境に最適なモデルへと進化を遂げ、再デビューしました。
今回は、そのなかにラインナップされたメタルスネア3機種をご紹介いたします。

レコーディングカスタムとは

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レコーディングカスタムは、1975年に誕生した「YD9000」シリーズをルーツとした、バーチシェルのドラムセットです。
エアバッグシステムによる独自のシェル作り、ピアノ製造で培われた塗装技術と木工技術を活かし製造されたYD9000。当時はマルチトラック録音が主流になりつつあり、またフュージョンブーム真っ只中であった音楽シーンにマッチし、一躍人気のドラムセットとなりました。
その後、シリーズ名をレコーディングカスタムに変更し、エッジ角度、マウント方式、塗装等のいくつかのモデルチェンジを重ねながら2013年まで製造されていました。

新生レコーディングカスタムスネアドラム

今回復活したレコーディングカスタムには、3種の素材の金属胴のスネアドラムがラインナップされました。

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スティールシェル

7”の深さで見た目の存在感もバッチリ。シェルの表面はマットな質感で高級感があります。

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このモデルのみ25本と少し多目のワイヤーのスナッピーを装着。

f:id:shima_c_sapporo:20160706174253j:plainストレイナーはアブソリュートハイブリッドメイプルに採用されている、ヤマハの最新タイプです。

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ヤマハ レコーディングカスタム スネア RLS1470
メーカー希望小売価格:(税抜)¥60,000 (税込 ¥64,800)
販売価格:(税抜)¥51,000 (税込 ¥55,080)
JAN:4957812601252

仕様:
シェル:ステンレススティール1.2mm 14"x7"
フープ:スティール(2.3mm)ダイナフープ10テンション
スナッピー:ハイカーボンスティールワイヤー(25本)/ショートタイプ

ドラム機材史のページがまた1ページ書き換えられました…

まずは存在感たっぷりな深さ7”と、高級感あるマット気味な外観に目を奪われます。
80年代頃のジャパメタ、LAメタル全盛期には当たり前だった超深胴。(当時は深さ8”等もザラだったのです)
いわば懐かしのアイテムであった超深胴が、レコーディングカスタムの復活と共にリリースされるとは、機材(音楽)の流行も、♪ま~わる~ま~わる~時代は~、なんだなぁと実感しています。
もちろん期待を裏切らない見た目どおりの迫力サウンド。たっぷりとした音量と、25本スナッピーの若干ルーズな質感も相まって、とにかくワイルドさを感じます。
往年のスタイルを貫くハードロックドラマーはもちろん、現代のラウド系にも対応するロック専用と言っても良いスネアドラムです。

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アルミシェル

アルミの質感を活かしたシンプルなフィニッシュ。

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ストレイナーは共通です。

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5.5”深さのモデルのみスナッピーがもう1本付属。ワイヤーが10本と少なく、巻きが荒いスティーブガッド考案のスナッピーです。

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ヤマハ レコーディングカスタム スネア RAS1455
メーカー希望小売価格:(税抜)¥59,000 (税込 ¥63,720)
販売価格:(税抜)¥50,200 (税込 ¥54,216)
JAN:4957812601191

仕様:
シェル:アルミニウム1.2mm 14"x5.5"
フープ:アルミニウム(3.0mm)ダイカストフープ10テンション
スナッピー:ハイカーボンスティールワイヤー(20本)/ショートタイプ
付属スナッピー:SGタイプ, ハイカーボンスティールワイヤー(10本)/ショートタイプ

2016年によみがえる!?ウルトラライト

アルミ製のスネアといえばラディックのアクロライトが名高いですね。さらに古い年代のモデルにはシェルだけでなくパーツもアルミ製の「ウルトラライト」と呼ばれるモデルがあったそうです。
さてこの新生レコーディングカスタムのアルミスネア。まず持ち上げたときの意外なほどの軽さに驚かされます。シェルはもちろん、ダイキャストフープもアルミ製のためです。2016年版ウルトラライトか!?と思わずよぎってしまいました。
しかしサウンドはヴィンテージライクというよりは程よくハイファイさを感じます。オープンリムショット時は軽快で華やかな金属シェルならではの響きが楽しめ、ミドル~ローピッチでは一転して柔らかくしなやかなサウンドが楽しめる、幅広い対応が可能なスネアドラムです。

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ブラスシェル

13”ながらずっしりとした重さを感じます。シェルもさることながら、8テンションダイナフープの重量感もなかなかのもの。

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 ストレイナーもレコーディングカスタムスネアドラム共通のQタイプ。

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ヤマハ レコーディングカスタム スネア RRS1365
メーカー希望小売価格:(税抜)¥58,000 (税込 ¥62,640)
販売価格:(税抜)¥49,300 (税込 ¥53,244)
JAN:4957812601214

仕様:
シェル:ブラス1.2mm 13"×6.5"
フープ:スティール(2.3mm)ダイナフープ8テンション
スナッピー:ハイカーボンスティールワイヤー(20本)/ショートタイプ

おいしさ凝縮13”

さてこちらは前述のアルミとうって変わってずしりと重いスネアドラム。シェルは6.5”と深さがあるのももちろんですが、1.2mm厚のシェルと比較的厚めの2.3mmのダイナフープの効果で、13”ながらずっしりと重さを感じます。
気になるサウンドは、ブラスらしい華やかさが印象的で、13"らしく深みのあるハイピッチが心地よいスネアドラムです。

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扱いやすさ抜群の3兄弟

さて、新生レコーディングカスタムのスネアドラム3素材をチェックしたわけですが、第一の印象は「扱いやすい」事です。
どのモデルもチューニングしやすく、素直に素材感が楽しめます。3機種聴き比べる
と、「金属スネアドラムの素材の違いって実際どう違うの?」という疑問に答えることが出来るのではないでしょうか。
モデルごとにキャラクターもはっきりしているため、求めるサウンド、ジャンルによって選びやすいとも言えるでしょう。初めてのスネアドラムにもおすすめの新生レコーディングカスタムスネアドラム、機会があればぜひ店頭でチェックしてみてください。

この記事を書いた人

札幌パルコ店 ドラム担当 鳥塚

ドラマーさんのお悩み解決のため毎日元気に営業中!

最近の愛用スネアドラムはTRUSTの13”×6です。

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